2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧
家庭医として患者さんと関わっていく中で、病気とは何か・健康とは何か・死とは何か…など様々なことを見つめ直す日々です。 今回は癌について。 一昔前なら癌は死に直結するような、そんなイメージだったかもしれません。 「癌です」と言われたら、もう終わ…
家庭医として患者さんと関わっていく中で、病気とは何か・健康とは何か・死とは何か…など様々なことを見つめ直す日々です。 先日、訪問診療でみていた患者さんのご家族が診療所にみえました。患者さんは少し前から病院に入院しており、その入院先の病院で亡…
家庭医として患者さんと関わっていく中で、病気とは何か・健康とは何か・死とは何か…など様々なことを見つめ直す日々です。 普通、薬は美味しくないし、できるだけ飲みたくないものです。けれども必要があって飲まなければならない時もあります。そんなとき…
家庭医として患者さんと関わっていく中で、病気とは何か・健康とは何か・死とは何か…など様々なことを見つめ直す日々です。 数日前から微熱と咽頭痛・鼻水があり、徐々に改善傾向となっていましたが今は咳に苦しんでいます…。 こうやって自分自身が何らかの…
家庭医として患者さんと関わっていく中で、病気とは何か・健康とは何か・死とは何か…など様々なことを見つめ直す日々です。 我々の診療所では何年か前から地域のケアマネージャーを対象に月1回の学習会を開催しています。 これは中々好評です。 始まった当初…
家庭医として患者さんと関わっていく中で、病気とは何か・健康とは何か・死とは何か…など様々なことを見つめ直す日々です。 「20141214 家庭医の得意とする問題」でも出しましたが、”転倒”は家庭医の診療を説明する上でわかりやすい例です。もう一度違う見方…
高齢者は複数の疾患を抱えている人が多いので、ガイドラインはそのまま当てはまらない。患者の個別性に配慮しなければ、と言いました。 前回までは複数の問題があるせいで大変だ、みたいな言い方をしましたが、そもそもそれらの問題点は本当に問題なのか?そ…
さて、診療ガイドラインについての二つ目の指摘です。 それは診療ガイドラインは複数の疾患をもつ患者さんには役に立ちにくいということです。これは一点目の「患者の個別性が排除されている」点にも重なるところです。 診療ガイドラインはもともと臓器別専…
家庭医として患者さんと関わっていく中で、病気とは何か・健康とは何か・死とは何か…など様々なことを見つめ直す日々です。 医療の世界では、昨今は色々なガイドラインができて医療の標準化が図られていると言えます。 ガイドラインというのはある病気や治療…
家庭医として患者さんと関わっていく中で、病気とは何か・健康とは何か・死とは何か…など様々なことを見つめ直す日々です。 62歳男性の患者さんで、糖尿病・高血圧などで通院中の方がいます。糖尿病や高血圧の状態はとてもいいのですが、今日はうつむきかげ…
家庭医として患者さんと関わっていく中で、病気とは何か・健康とは何か・死とは何か…など様々なことを見つめ直す日々です。 家庭医らしい外来診療について。 例えば年1回花粉症の薬をもらいにくる24歳女性。 この人に対して家庭医として効果的なアプローチと…
家庭医として患者さんと関わっていく中で、病気とは何か・健康とは何か・死とは何か…など様々なことを見つめ直す日々です。 安定している定期患者さんが診療所外来にはたくさん来ます。むしろそのような人が多数派です。 たまに世間話のように趣味の話なんか…
家庭医として患者さんと関わっていく中で、病気とは何か・健康とは何か・死とは何か…など様々なことを見つめ直す日々です。 医療には市場原理はふさわしくないという話をしました。(20150223医療と市場原理) しかし現実には市場原理で動いているところがあ…
家庭医として患者さんと関わっていく中で、病気とは何か・健康とは何か・死とは何か…など様々なことを見つめ直す日々です。 生命は全て生きようとします。 人も全て生きようとします。 ミクロレベルでもそうです。恒常性を保つというが、人はそのようにでき…