家庭医らしい外来診療

家庭医として患者さんと関わっていく中で、病気とは何か・健康とは何か・死とは何か…など様々なことを見つめ直す日々です。
 
家庭医らしい外来診療について。
例えば年1回花粉症の薬をもらいにくる24歳女性。
この人に対して家庭医として効果的なアプローチとは何でしょうか。
考えることとしては、その患者さんの人となりにもよりますが、妊娠・出産(家族計画含めて)・避妊などへの介入があります。子供を望む場合は、風疹の抗体価チェックや予防接種などをチェックする必要があるでしょう。
また、この年代への予防的介入として子宮頸癌検診をすすめるでしょう。
 
このように家庭医は単に花粉症で受診する患者さんにも年齢や性別に応じて様々な視点から必要な介入をしています。